
クラウドサービスの中でも、エンドユーザーにとって身近なもののひとつがクラウドストレージです。2008年に登場したDropboxの容量と便利さが話題になり、続々といろんなサービスが登場しました。
サーバー上にファイルを保存できる「アップロード型」のオンラインストレージ自体は以前からありましたが、Dropboxなど新しいタイプのサービスは、PCやモバイルデバイス向けの専用ツールを用意し、ローカルのファイルを自動的にクラウドにバックアップする「同期型」が主流となっているのが特徴です。
そして今年の4月には、以前から噂に上っていたGoogleが、ついに「Google Drive」をローンチ。5GBの無料スペースに各プラットフォーム用のアプリ、さらにほかのGoogleサービスとの容量の共有など、Googleらしくポイントを押さえた仕様が好評です。
Google Driveのスタートに合わせたかのように、既存のサービスも機能を強化して、対抗してきました。老舗のDropboxは、PC / Mac用のクライアントソフトをアップデートし、Dropboxでアップロードしたファイルをリンクで共有できる機能を追加し、オンラインでのファイル共有を簡単にしました。
Microsoftが運営するSkyDriveも大きなアップデートをし、Windows / Mac / モバイル向けのアプリを提供開始し、アップロード型から同期型へと変わりました。2012年に発売予定のWindows 8は、SkyDriveを統合して同期型になるといわれていましたが、それ以外のプラットフォームにも対応した形です。
それ以外にも、大手ウェブサービス事業者の多くがクラウドストレージを提供しており、小さなサービスまで含めると把握しきれないほど増えており、またサービスごとの特徴も多様化しています。そこで、主だったサービスを表にまとめてみました。
こうして見てみると、クラウドストレージといっても事業者ごとに細かくスペックが異なっており、ユーザーメリットの訴求や差別化に腐心しているのがうかがえます。また、クライアントアプリの仕様や挙動、設定できる項目も、サービスごとに異なっています。
例えば、アップロードしたファイルを他人と共有する方法、同期するフォルダーを自由に変えられるか、同期するファイルの種類を指定できるか、アップロード時の帯域制御ができるか、など細かなところでサービスごとの設計思想が見え隠れします。
さて、これだけあるサービスの中で、現時点で筆者が選んだのはSkyDriveでした。実は、SkyDriveはアップデートする以前は容量が25GBまで無料で使え、アップデートしてからも以前からのユーザーはそのまま使うことができるのです。それに加えて同期型になったことで、筆者のニーズにはピッタリはまりました。
それ以前はDropboxの有料プラン(50GB/月9.99ドル)を利用していたのですが、Dropboxの有料プランは50GBが最低容量なのですが、筆者の使い方では20GB前後で問題ないため、こちらは解約してしまいました。
ちなみに、Google DriveもGmailのために追加容量を購入しており、容量と同期型の2点でSkyDriveと同条件だったのですが、最終的にはSkyDriveがWindows 8でOSに統合されることが明らかになっており、その期待も込めてSkyDriveにしました。
筆者はSkyDriveを選択しましたが、多くのサービスで機能が追加されたり、クライアントアプリがアップデートされたりして、どんどん使い勝手が進化していっているので、小まめなウォッチが欠かせません。







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