「SoftBank 4G」のモバイルルーターが、正直いってかなり使えました

「ソフトバンク 4G」のモバイルルーターが、正直いってかなり使えました

外出先でも自由にネットが使えるモバイル通信回線は、我々ノマドワーカーの必須アイテム。これまで2年以上に渡って「UQ WiMAX」を使ってきた筆者ですが、加入者数が増加しすぎて混雑しているせいか、最近ちょっと回線速度の遅さに不満が溜まっていました。

そんななか、携帯各社が続々とサービスを開始しはじめた次世代モバイル通信に興味が湧くのは自然な流れでして、先日、新しいSoftBank 4G」用の端末である「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」を1週間ほどテスト運用するチャンスがあったんですが、これが相当に使えるサービスだったので、今ちょっと真剣に乗り換えを検討しています

個人的には、“回線スピードよりもエリアの広さを重視”する派の筆者は、新しいサービスは開始早々の時期だと電波がつながらない場所も多いだろう…という先入観がありましたが、いやいや意外にも実用的に使えてしまったわけです。実際に自分がよく行動する範囲でテストしたところ、同じ環境で「Xi」や「+WiMAX」の電波がギリギリでしかつながらないような状況ですら、十分なスピードでつながるケースが結構あったのですよ。

「クロッシィ」や「+ワイマックス」の電波がギリギリでしかつながらないような状況

具体的には、『渋谷センター街入口』や『新宿駅西口エリアの地下街』、『六本木ヒルズの上層階』、『都内のサッカースタジアム』、『新宿御苑』といった場所に出かけていって速度テストを繰り返したんですが、まず印象的だったのは「4G」接続がとにかく速いこと。だだっ広い公園内で下り実測20Mbps近いスピードを叩きだしたり、山手線の駅構内で10Mbpsオーバーしたりと、速度面のクオリティには一切不満なしでした。

そして驚いたのは、4Gがつながらないときに利用できる下り最大42Mbpsの3G回線網「ULTRA SPEED」のエリアが十分に広いということです。4Gと3Gの切り替えはルーター側が自動的に行ってくれるんですが、電波の入りづらい超高層ビルの上層や、街中のカフェの奥まった席でも3Gがバリバリ入るので、「電波がつながらなくて使えない」というシチュエーションはほぼ皆無だったのでした。

正直、このテストをする前は「エリアの広さ重視ならドコモの3G回線も使えるXiが安パイかな…」とか考えていた筆者ですが、自分の行動エリアに関しては「SoftBank 4G」がスピード面でも、電波の面でも断然イケてることが判明してしまいました。新サービスだからといって舐めてはいけませんね。

「101SI」は内蔵バッテリーの容量が少なく、連続通信時間が約3.5時間と短いのが弱点

ただし、端末については小型・軽量がウリの「101SI」は内蔵バッテリーの容量が少なく、連続通信時間が約3.5時間と短いのが弱点です。まあモバイルバッテリーが付属品としてついてくるんですが、あまり荷物を増やしたくない筆者としてはいただけません。そうなると、8月以降にリリースされる大容量バッテリーを積んだ新モデル「102Z」を待ったほうがいいかな、という気もします

もうひとつ気になるのは、今後ユーザー数が増えていったときに回線品質が維持できるのか? という部分。現時点ではユーザー密度が低いために回線も比較的空いているわけですが、今後どうなっていくかは若干心配ではあります。が、とりあえず現状のスピードと快適さは特筆モノなので、一度体感してみることをオススメしますよ。

呉 琢磨

呉 琢磨(ご たくま)
フリーライター。あちこちの雑誌やWebでIT系やビジネス系の記事を書いたり、著名人のインタビューを本にしたりしています。最近は自宅にこもって作業することが多くなったので、快適化を目指してあれこれ模様がえ中。近著は 『仕事がヘタすぎるから、時間管理の達人になってみた』(ぱる出版)。

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