
仕事柄、一日一度はコンビニや書店でどんな雑誌が発売されているのかチェックをしているのですが、先週発売のananの表紙に「いいね!と必ずいわれる写真術」といった大見出しがありました。確かに、雰囲気のある写真に思わず、Facebookの「いいね!」ボタンを押したことのある人は多いのではないでしょうか。
それでは、雰囲気のある写真を撮るためにはどうすればいいのでしょうか。風景や出来事などを人とは違う視点で切り取る感性はもちろん、テクニック的には上手い構図や露出の調整、効果的なストロボの使い方なども重要です。
しかし、これらをすべて気にするのは難しいのも事実。そこで、一点だけ気にすることで、なんとなく雰囲気のある写真を撮る方法をお教えします。
と、大仰な書き方をしましたが、写真を撮るのが好きな人ならば誰でも知っている方法です。それは「背景をボカした写真を撮る」ということ。
被写体にだけピントがあって背景がボケていると、被写体だけが浮かび上がったように見えて、ちょっと写真が上手い人が撮ったような写真になります。
例えばこの写真。

ただ花を撮っているだけですが、それっぽく見える…と言ったら言い過ぎですか?
もちろん、撮影に特別なテクニックは使っていません。テクニックは2つだけ。
1. F値が小さいカメラで撮影する
カメラ好きの人には常識過ぎて恐縮なのですが、最も簡単に背景をボカすのは、ピントが合う範囲である被写界深度を浅くすること。これは、F値の数字が小さければ小さいほど浅くなっていきます。
ざっくり言えば、F値の数字が小さいカメラを使えば、誰でも背景がボケた写真を撮れるということです。
最近では、少々高めですが「リコー GR DIGITAL IV」「キヤノン PowerShot S100」「ニコン COOLPIX P310」「オリンパス XZ-1」「ソニー DSC-RX100」など、F値が2.0前後と小さい、いわゆるハイクラスコンデジが数多く発売されています。
これらのカメラで、F値に合わせて自動でシャッタースピードを決めてくれる「絞り優先モード」に合わせて、F値2.0前後で撮影すれば、背景がボケた雰囲気のある写真になります。
2.「わざわざハイクラスコンデジに買い換えるのはちょっと…」という人は、望遠側(ズーム)を使ってください。望遠側は被写界深度が浅いので、被写体から離れてズームして撮影すると、近づいて撮るよりも背景がキレイにボケます。
ちなみに、そもそもデジカメ自体を持っていなくて、スマホで撮影しているという人はアプリを使いましょう。例えば、iPhoneアプリ「TiltShift Generator」は写真の加工の定番。「BLUR」というボタンを押してステータスバーをいじるだけで、背景がぼやけた写真を作ることができます。
意外と簡単な背景ボケ写真。「いい写真だね」と言われたい人は、一度挑戦してみてはいかがですか。






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