夏を迎えて、各メーカーから第3世代のUltrabookが出そろってきました。そろそろPCの買い換えを検討している人は、各社から最新機種が発売されるたびに目移りしていることでしょう。筆者も、現在使っているThinkPad X200sにあまり不満はないのですが、Windows 8の発売も目前に控え、最新スペックのUltrabookに引かれています。
改めてUltrabookの定義をまとめると次の4点です。
- 厚みが14型以上は21mm以下、14型未満は18mm以下
- バッテリで5~8時間かそれ以上の動作が可能
- 7秒以内で起動(ハイバネーションから復帰)する
- 最新のインテルCore iシリーズ(現時点はIvy Bridge世代)を搭載
4番目の条件からわかるとおり、Ultrabookの定義はCPUメーカーのインテルが定めたもので、各PCメーカーはこの条件を満たすことで、Ultrabookであると名乗ることができます。
2011年に第1世代のUltrabookが登場したときは、台湾のASUSやAcer、中国のレノボといった海外のメーカーの製品が中心で、日本メーカーでは東芝だけでした。しかし、第2世代になってからは、Ultrabookを発売するメーカーが増え、日本メーカーでも東芝の他に富士通、NEC、ソニーといったナショナルブランドからも発売されました。
機種が増えたことによって、Ultrabookもさまざまなバリエーションが増えてきました。一口にUltrabookといっても、メーカーによって力を入れている部分が異なり、それによって製品ごとにいろいろな個性があります。
例えば、NECのLaVie Zは、とにかく「軽さ」を追求しており、13.3型液晶を搭載しながら875グラムという、かなりのシェイプアップを実現しています。また、ASUSのZENBOOK Prime UX21Aは、11.6型のUltrabookの中では小型の画面サイズながら、1920×1080ドットのフルHDパネルを搭載しています。
また、海外メーカーが画面サイズ11~13型がラインナップの主軸になっているのに対して日本メーカーは13~14型が主軸になっていたり、台湾メーカーがボディにアルミかカーボンを採用する例が多いのに対して、日本メーカーはマグネシウム合金が多くなっていたりといった、傾向の違いも見て取れます。
そこで、ノマドワーカーという視点から、Ultrabookを選ぶとすると、どんなところがポイントになるのでしょうか?
まず、バッテリの持ちについては、Ultrabookの条件で「5時間以上」となっているので、各機種ともそれはクリアしています。さらにそれ以上の8~9時間動作が可能な機種となると、ASUS「ZENBOOK Prime UX31A」(8.5時間)、富士通「LIFEBOOK UH75/H」(9.1時間)、NEC「LaVie Z」(8.1時間)、東芝「dynabook R632」(9時間)といった機種になります。

また、「とにかく軽いヤツ!」という場合は、ASUS「ZENBOOK Prime UX21A」(約1.1kg)、NEC「LaVie Z」(約875g)、マウスコンピューター「LuvBook X LBXC700S」(約985g)などが、最右翼となります。

これら多くのUltrabookの中から筆者が選ぶなら、ASUSの「ZENBOOK Prime UX31A」が最有力候補です。理由は、13.3型でフルHDのパネルながら重量が1.3kgとさほど重くなく、かつ「8.5時間」というバッテリ動作時間の2点です。
筆者の場合、デジカメの画像を加工したり、画面で大量の資料を開きながら原稿を執筆したりといった作業を、さらに外出先で行うことが多いため、上記のポイントがとても魅力的だからです。
人によっては、それほどヘビーな作業はしないから軽さを求めたり、普段使っているカバンに収まる大きさの11型ディスプレイモデルがポイントになったりするかもしれません。第2世代になってバリエーションが増え、いろいろと選択の幅が広がったUltrabook。アナタなら一体どれを選びますか?






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