auスマートフォンも通信速度制限へ、WiMAXが使える「htc EVO」に注目

auスマートフォンも通信速度制限へ、WiMAXが使える「htc EVO」に注目

auスマートフォン利用者のうち連続して大量のデータ通信をする人を対象に、通信速度を制限する措置を、KDDIと沖縄セルラー電話が2011年10月1日から始める。既存のCDMA携帯電話回線を介した通信が対象で、高速データ通信が可能な「WiMAX(ワイマックス)」は対象外のため、CDMAとWiMAXの両方が使える端末「htc EVO WiMAX ISW11HT」にあらためて注目が集まっている。

大量のデータ通信を行う利用者への速度制限は、すでにNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス(イー・モバイル)などが実施しており、auも従来の携帯電話向けに同様の措置をとっている。今回これをスマートフォンに拡大したのは、多くの利用者がCMDA回線を快適に使えるようにし、ネットワーク資源の公平性を確保する目的という。

auスマートフォンで前日までの3日間のデータ通信量が300万パケット以上の場合に、下り(ダウンロード)の通信速度を制御し、ほかの利用者への影響を軽減する。前日までの3日間で300万パケットを下回ると、制御を解除する。これに伴い2011年8月16日から、「auお客さまサポート」の「今月の通話料・通信料照会」で直近3日間のデータ通信量の目安を表示する。

ただし当面、WiMAXと無線LAN利用時の通信は速度制限の対象外。このため「Twitter(ツイッター)」などソーシャルメディア上では、WiMAXと無線LANにも対応した台湾HTC製端末「htc EVO WiMAX ISW11HT」にあらためて注目する声が上がっている。

この端末は月額525円の追加料金で、UQコミュニケーションズの回線を利用し、下り最大40MbpsのWiMAXサービスが使い放題になる(関連記事)。auはWiMAXなどについても、こうした基準を変更する場合があるが、その際はあらためて通知するとしている。

なお、auは2011年秋以降に投入するスマートフォンでWiMAX対応機種が拡充する見通しで、速度制限の実施に伴いこちらもいっそう関心を呼びそうだ。さらにWiMAXに限らず、今後既存回線の混雑が増すなかで、各キャリアともほかの回線に通信を「逃がす」ことが可能な端末、プランの重要性が高まっていくと見られる。

(植木 皓=ニューズフロント

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