パチンコ店のグランドオープンは、誰しもが楽しみにしています。ひと昔前は、「近日オープン」のチラシが1週間前あたりに入って、当日にまたチラシが入るような感じでした。それも、現在のように会員募集や入場整理券配布などもなかった時代です。
当日グランドオープンならば、整理券配布もないのでパチンコ店に行って並んで待つしかありません。オープン時間は夕方6時というケースが多く、それまで先着順で待っていました。
なかなか辛かったですが、グランドオープンや新装開店は通常よりも運用が良いはず…そう考えれば、待つのも苦にならなかったのです。
グランドオープンでドル箱の山が続々と…
かなり昔になりますが、あるお店(H店)のグランドオープンについてお話します。
グランドオープン初日は、何事もなく夜10時で閉店となりました。H店は、チェーン店ではなく単独のお店で系列店もわからない個人経営という感じです。グランドオープンや新装開店では、開店時間が遅く閉店時間は早いという基本的な短時間営業でした。
そんな店内は、本当にオープンらしい出玉放出だったのです。どの台も大当りは早かった感じでしたし、それなりの連チャンもありドル箱の山がいくつもありました。グランドオープン初日は、身動きが取れないほどの激混み状況。お店からすれば満員御礼状態だったのです。
オープン2日目、3日目もお祭り騒ぎ。不思議に感じたのは…
オープン2日目も夕方6時オープン。私は用事で行けずに、次の3日目午後3時オープンに行きました。もちろんその時も先着順入場でしたが、数時間待って目当ての台を確保。負担ならない程度に大当りして連チャンし、ドル箱が積み上がって気分が良かったことを覚えています。
ただ不思議に感じたのは「大当りを引くことが異様に早い気がする」というもの。多くの人が、そんなにハマらなかった印象でした。逆に「ハマり続け、いつまでも当らない」といった台も、それなりにあったのですが。
まぁ、その時は「そんな台もある」としか思いませんでした。気分が良い私は、このH店を「優良なパチンコ店」と感心していたのですが…。