「完成度は5号機屈指」の大ヒットマシン
今回のレトロスロットは山佐の大ヒット機種であり、すっかりお馴染みとなったシリーズの初代である5号機『モンキーターン』(2011年)。グランドスラムにチャレンジです。
モンキーはボーナス非搭載でART『SGラッシュ』(1G純増約2枚)でメダルを増加させていくタイプ。通常時はG数解除とCZ『超抜チャレンジ』からラッシュを狙っていきます。
1セット50Gでシナリオによる継続管理とV揃い、上乗せや特化ゾーン『全速モード』などが絡み合う様子は絶妙。特にG数上乗せは見せ方が非常に上手く、継続レースも本当にドキドキものでした。
どちらかといえば一撃で数千枚というタイプではなく、500枚、1000枚程度の塊と、天国ループで出玉を増やしていく感じです。私自身もかなり打ち込んだ機種ですが、一撃の最高は3000枚ほど。
最終的に20倍となる6万台を販売
当初は山佐もそこまでヒットするとは想定しなかったのか、予定販売台数である3000台も完売しなかったのだとか。しかし、その秀逸なゲーム性からジワジワと設置を伸ばし…最終的に6万台を販売という大ヒットを記録しました。
G数解除とはいえ、どのチャンスゾーンからでも比較的狙いやすく、『優出モード』の割と当る感じも良かったのではないかと。設定変更時には低設定でも25%が天国モードからとなるなど、朝イチのメリットが大きかったのもポイントでしょう。
カン高いモーター音に『究極Vモンキー』のシーンもカッコよ過ぎですね。レース勝利時などに流れる主題歌も最高でした。毎回『ココロが止まらない』って一緒に歌ってしまうほどでしたからね。