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FRB、予想される経済的痛みを「見える化」か-物価抑制の利上げで – Bloomberg


パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる金融当局はこの数週間、インフレ退治のための利上げには「痛み」を伴うと警告している。20、21両日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に公表する最新の四半期経済予測では、将来の失業率見通しの大幅な上方修正といった具体的な数字で、そうした痛みを明示することになると考えられる。

  米金融当局は今回、3会合連続となる0.75ポイント利上げを決めると見込まれている。その場合、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は2008年の金融危機の前以来、目にすることのなかった水準にまで引き上げられることになる。引き締めの次の局面は一段と大きなリスクを伴い、最新の経済予測にも恐らく反映されるだろう。

Fed’s Projections for Unemployment Rate Set to Rise Again

Officials see higher unemployment as necessary cost of inflation fight

Sources: Federal Reserve Board of Governors, Bloomberg.


  6月の前回予測以降、インフレ率にはほとんど鈍化が見られず、当局者は引き締めにさらに積極的な姿勢となっている。失業率とインフレ率との関係を巡る過去の推計についても懐疑的な見方を強めており、そのことも当局者が経済活動のさらなる減速に傾いている一因であると想定される。



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