[パリ 18日 ロイター] – 欧米自動車大手ステランティスのカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)は18日、インフレ対策としての金利引き上げは経済成長ペース鈍化のリスクになるとの見方を示した。パリモーターショーで述べた。
同氏はまた、「インフレは1ー2年以内に制御可能になる」と予想。「金利上昇効果が出てきており、インフレは今後鈍化していくだろう。ただ、それには一定の経済成長ペース鈍化と、最終的には失業率上昇という代償が伴う」と述べた。
一方、半導体の供給不足は2023年末までに解消するとの見通しを示した。