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『LoL』ファン必見!緻密で重厚な世界観を描いた『ルインドキング : リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』【爆レポ】(Game Spark)


日本語訳も完璧

今回は2021年11月17日に、Airship SyndicateよりSteam版が配信された『ルインドキング : リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』について生の内容をお届けしたいと思います。

『ルインドキング : リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』とは
本作は『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の世界観をフューチャーしたターン性RPGとなっています。パブリッシャーのRiot Forgeは『LoL』ユニバースを舞台としたゲーム作品を手掛けるRiot games社の独立レーベルで、本作以外にも『ヘクステックメイヘム : リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』、『ヌヌの唄:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』、『コンバージェンス:リーグ・オブ・レジェンド・ストーリー』の三作品が発表されています。

ルインドキングでは、『LoL』ユニバースの中でも、海賊やギャング、恐ろしい海の怪物が跋扈する港町「ビルジウォーター」と、ある事件をきっかけに呪われた地となってしまった「シャドウアイル」を舞台に、「黒き霧」の謎を追う物語となっています。後述しますが、本作のみでストーリーを完全に理解することは難しく、『LoL』で行われた「光の番人」イベントなどと併せることで物語の全貌が見えてきます。

始まりは「滅びの王」から
ゲームを開始して始めに流れるストーリーは、かつて存在した「滅びの王」、ヴィエゴの最期から。筆者がプレイしたところまでで、作中にてヴィエゴについて一切語られておりませんが、簡単に説明すると、ヴィエゴはかつて愛した妻を蘇らせるため、祝福された地、”ブレスドアイル”へ向かう。しかしヴィエゴの目論見は外れ、ブレスドアイルは呪いに満ちた”シャドウアイル”へ変貌し、悪霊たちが蠢く大地へと変貌した。といった流れです。詳しくは公式ユニバースをご覧ください。

さて、呪いの大地へと変貌したシャドウアイルは、黒き霧としてルーンテラ(『LoL』の舞台となる世界)を混乱の渦へと巻き込みます。海賊たちの拠点、ビルジウォーターもその例にもれず、悪霊とともにやってくる黒き霧にのまれ、多くの人間が命を落とします。

物語の中心となるのは、現在ビルジウォーターの海賊たちを取りまとめている女船長、ミス・フォーチュン。しかし彼女はまだ支配体制を確立できておらず、反抗心をもつ海賊も少なくない様子。

そんな中、黒き霧の襲来により彼女の右腕であるレーフェンが重傷を負います。黒き霧を絶つために何をすればよいのか?ミス・フォーチュンは海神ナーガケイボロスを信仰する女司祭、イラオイのもとを訪ねます。

こうしてミス・フォーチュンはイラオイと共に黒き霧の正体を探ります。道中、フレヨルドから、かつてブレスドアイルに存在したどんな病でも治療する「祝福の水」を求めて来たブラウムや、別の目的で訪れたアーリとヤスオ、ビルジウォーターで殺人を繰り返すパイクと出会いながら、物語は進んでいきます。

ターンスピードに気を配れ!『LoL』要素たっぷりのコマンドバトル
本作はコマンドシステムによるターン制バトルとなっています。自分のターンに行動する「即時」と、少し遅れて効果を発揮する「レーン」を使って相手キャラクターと戦います。レーンは、マナを消費して使うスキルのようなもので、それぞれのスキルに、スピードレーン、ミドルレーン、パワーレーンの三つが用意されています。スピードレーンは素早く発動できる代わりに効果が控えめ、パワーレーンは時間がかかるが高い効果が得られるスキルとなっています。

コマンドはゲーム画面下側のアイコンが並ぶ順番で選択することができます。そのため、発動までが早いスキルをスピードレーンで使用することで相手キャラクターの行動順番が回ってくるまでに二回攻撃したりすることもできます。

また、戦闘中にワイルドカードというエリアが出現します。このエリア内に行動の順番が来ているキャラクターは、エリアの種類に準じてバフやデバフを受けます。そのため、味方にバフが受けられるようにパワーレーンのスキルを使ってわざと行動順を遅らせたり、逆にデバフを受けるエリアを回避するためにレーンを選択したりすることができます。

しかし、バフを受けるのは相手キャラクターも同様です。相手に有利な状況を作られたくない場合はブラウムのスキル「冬の凍瘡」などを使用して相手の行動を吹き飛ばしてやりましょう。

また、アクションを重ねることでアルティメットゲージが蓄積していきます。キャラクターごとに異なるアルティメットスキルを上手く利用することで戦況を上手く自分の有利に傾けていきましょう。筆者はイラオイのアルティメットスキル、「懲罰のむち」によるダメージ+回復にずいぶん助けられました。

また、ステータスや装備品も『LoL』からの要素が盛り込まれています。攻撃力や物理防御・魔法防御のステータス、クリティカル、ライフスティールなどお馴染みのステータスが存在します。そのほか、レベルアップによるスキルポイントを割り振ってスキルを強化し、ルーンによるキャラクターのステータスアップも存在します。

豊富な掛け合い、活き活きとしたキャラクターたちが彩る世界観
本作をプレイするにあたって驚いたのは、対応言語の多さです。そして本作のストーリーはそのほとんどにボイスが収録されています。Steamではいわゆる「おま国」や「おま値」がたびたび議論となりますが、言語DLC無しで15言語対応、うち13の地域のボイスも収録されています。一部日本語化されていないローカライズ漏れがありましたが、意味が通じないような誤訳は今のところ見られませんでした。

また、ルーンテラの住民や『LoL』プレイアブルキャラがどのように考え、どのように生活しているかを高い解像度で見ることができる点は『LoL』ユニバース好きにはたまりません。ビルジウォーターを歩き回れば、かつてガングプランクが恐怖と武力でこの街を支配し、人々から恐れられていたことが感じ取れます。しかしながら一部の海賊はその「海賊らしさ」に惹かれていた点も見て取れました。また、イラオイが巫女としての役目をどのように感じているのか、そしてナーガケイボロスの教えが彼女をどう導いているのかといった、『LoL』本編とは違った、新しい物語を楽しむことができました。

『LoL』ファン”のみ”が楽しめるのか?「リーグ・オブ・レジェンド ストーリー」
私事ですが、じつは筆者は、そこまで『LoL』ユニバースに詳しいプレイヤーではありません。『LoL』を多少嗜みはしますが、各キャラクターのストーリーはあまり詳しくなく、冒頭のヴィエゴのムービーも最初は何のことか分からず、「まあそのうち補足があるだろう」と思ってプレイし続けていました。ただ現時点で何の説明も無かったので大慌てで公式サイトのストーリーを読破し、話の理解に役立てました。また、ヴァスタヤ族、フレヨルド地方といった『LoL』ユニバースの専門用語がところどころに現れますが、「『LoL』プレイヤーなら知ってるでしょ?」といった流れになっています。これらは話の理解に必須の知識ではなく、ある程度雰囲気で分かりますがどうしても「『LoL』ファンオンリー」なゲーム設定に感じました。

その他の特徴としては、

ストーリー中の会話は、一時停止やログを見ることができないためじっくり読むことができない。
マウス・キーボード操作での操作性が悪い部分があり、ミスプレイの元になる。また、一度選択したアクションをキャンセル不可能なので場合によっては大事故となる。
戦闘中の敵キャラクターのグラフィックが美麗で、アクションも凝っている。また、キャラクターの3Dモデルを眺めるシステムがある。
ストーリーを重視する方向けに、戦闘そのものをスキップできるストーリーモードが搭載されている。
戦闘BGMやSEが重厚で素晴らしく、ゲームへの没入感を高めている。
賞金首やサイドクエストを通じてビルジウォーターの生活を体験することができる。
魚釣りができる!

などが挙げられます。

雑魚戦でも気を抜けない、戦略が求められるターン制RPG
ワイルドカードによる行動順の調整と、キャラクターごとのロールを活かした戦略、レーンスキルによる状況打開。雑魚戦だろうと気を抜けばゲームオーバーになってしまう本作はRPG好きにも刺さる作品になっていることでしょう。『LoL』をあまり知らない方は前知識の無さに少し混乱する可能性がありますが、これを機に『LoL』ユニバースにのめりこんでみては如何でしょうか。150体を超えるキャラクターそれぞれの物語は読み応えバツグンです。

タイトル:ルインドキング : リーグ・オブ・レジェンド ストーリー
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2021年11月17日(Steam版)
記事執筆時の著者プレイ時間:5時間
価格:通常価格 3,090円

「爆速プレイレポ」ではハードコアゲーマーなライターから読者に向けて、新作タイトルの生の内容を伝えるプレイレポートをお届けします。対象となるタイトルは、執筆時点で発売48時間内の新作、かつAAAからインディーまで、ジャンルやプラットフォームを問わず「読者が気になるだろうゲーム」もしくは「ハードコアゲーマーのアンテナが反応するゲーム」です。

性質上、本企画においてはゲームの評価や採点は行いません。ストーリーなどの「ネタバレ」も軽度な内容に留まることが殆どです。また、記事執筆にはデベロッパー/パブリッシャーからプレイレポート用として提供されたゲームソフトが含まれる場合もあります。プレイ時間自体も基本的には短い段階での執筆となります。

なお、マルチプラットフォームで展開されている作品においては、対応している機種のうちのひとつのエディションのみをプレイしています。そのため、本文内でプレイした際の使用機種についても明記しています。



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