12.7 C
Tokyo
Home経済最新ニュースFX/為替予想「南ア経済の...

FX/為替予想「南ア経済の回復は小休止。だが、円安圧力によりランドは上昇。」FXつみたて通信 南アフリカ ランド/円編 2022年4月19日 – 外為どっとコム マネ育チャンネル


買いどき?指数は南アフリカ ランド/円の上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。

高金利通貨である南アフリカ ランドについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka

目次

南アフリカ ランド/円 上昇・下落のパワーバランス

南アフリカ ランド/円をトレードするうえで重要となる経済指標やイベントを個別に点検します。

3月24日のSARB(南ア準備銀行)金融政策会合で市場予想通り0.25%の利上げを実施し政策金利を4.25%へ。会合では5名中2名が0.50%の利上げを主張

南アフリカの貿易収支は産出資源の価格上昇もあり黒字継続中

2月の南アフリカ・貿易収支は106億ランド。ウクライナ情勢の悪化で金やプラチナ、パラジウムと言った南アフリカ産出資源の価格上昇が支え。

南アフリカの消費者物価指数は中銀目標のほぼ上限まで上昇

3月分は4月20日発表
南アフリカ・消費者物価指数の3月分の予想は前年比+6.0%で前月の同+5.7%からインフレは加速する予想となっている。南アフリカ中銀の目標値(3%~6%)のほぼ上限での推移。

南アフリカの小売売上高は4カ月ぶりに前月比マイナスと停滞。

2021年11月から3カ月連続で前月比プラスとなっていたが、2022年2月分では前月比-0.5%と勢いに陰り。今後は洪水の影響などもあり、低迷の可能性も。

ムーディーズによる南アフリカの格付けは見通しが引き上げられた

4月1日に格付け会社ムーディーズは南アフリカの見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。財政見通しが改善し、中期的に政府の債務負担が安定化する可能性が高まったことが理由。

南アフリカランドの懸念材料は色々

①3月9日国営電力会社エスコムは石炭火力発電所に故障が相次いでいることにより、計画停電の規模をこれまでの2倍にすると発表。停電時間は1日辺り6時間強となり、引き続きと電力不足が国内経済回復の足枷となる。
②失業率の高さ(35.3%)も同国経済の足枷。
③内閣不信任案は否決されたものの、与党の低支持率は変わらない。
④東部沿岸で60年振りの豪雨による被害で停電、断水。ラマポーザ大統領は国家的災害事態宣言を発出(4月18日)。今後の経済回復に遅れが生じる可能性。

パワーバランス まとめ

インフレの上昇を抑えるために南アフリカ中銀は3会合連続で利上げを行ったが、インフレは南アフリカ中銀の目標(3~6%)のほぼ上限を横ばいしている。高失業率は引き続き悩みの種。格付け会社による見通し引き上げは投資を呼び込むにあたりポジティブ材料。ただ、洪水被害が経済の回復を妨げる可能性がある。

南アフリカ ランド/円、いまが買いどき?

南アフリカランドの買いどき指数は?

南アフリカ中銀は3月24日に利上げを行ったものの、インフレは高止まりが続き利上げサイクルは継続しそう。電力不足が国内経済の足枷となっており、洪水による被害や経済回復の遅れは未知数。しかし、格付け会社が財政見通しを引き上げるなど国としての信用は改善中。
ウクライナ情勢による不透明感は残るものの、地理的に遠い南アフリカへの影響は限定的となりそうだ。
対円で見ると全般的な円売り圧力が強い。これらを踏まえ「買いどき?指数」は70%を維持とした。

買いどき?指数は南アフリカ ランド/円の上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。

 

経済指標予定

20日 17:00 3月消費者物価指数(CPI)

関連レポート

www.gaitame.com

NEW!!スワップポイント自動振替│初心者にもわかるFX積立(外貨積立)投資 | 外為どっとコムのFX積立

南アフリカ ランド/円 為替チャート・FXチャート 

FX積立│初心者にもわかるFX積立(外貨積立)投資 | 外為どっとコムのFX積立

『らくらくFX積立』業界最高水準スワップポイントキャンペーン | 外為どっとコムのFX

 

店頭FX(外国為替保証金取引)における新興国通貨取引のリスクについて
当社取扱通貨のうち、いわゆる新興国通貨に分類されるトルコリラ・南アフリカランドおよびメキシコペソ(MXN)はインターバンク(銀行間為替市場)における流動性が主要国通貨に比べ相対的に低く、経済指標発表のみならず金融政策変更やその他政治的要因、さらには地政学的リスク等の要因による突発的な相場急変動が起こりやすい環境下にございます。また、こうした急変動時には実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ大幅に拡大する傾向にあり、その場合には当社でもやむなく提示スプレッドを一時的に拡大することがございます。あわせて、相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更する場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。これら新興国通貨のお取引、およびこれらを対象とするキャンペーンへのご参加に際しては、以上につきあらかじめご留意のうえ、ポジション保有時、特に法人会員様の高レバレッジ取引における口座管理には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。以上の新興国通貨それぞれのリスク、および直近時点でのリスクレポートにつきましては、こちらのページをご参照願います。
新興国通貨が高金利である理由について
新興国に分類される国々は概して政治リスクや財政リスクが先進国よりも高く、したがってその経済的信用度は相対的に低い水準にあります。こうした条件下では海外投資家の資金を呼び寄せられず、経済発展の支障となるため、金利を上げたり税金を安くしたりすることで、信用度の低さを補いうる投資環境を構築しようとします。そのため新興国通貨は一般に先進国通貨よりも高金利となる傾向にありますが、前述したように各種リスクが高い水準にあることから、長期的には先進国通貨に比べて価値が下がる(=通貨が下落する)条件を備えているともいえます。
nakamura.jpg

外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。





Source link

最新記事

もっと探る